【廃棄物収集運搬】一般廃棄物の回収だよね?なんだかすごく重い鉄の塊あるんですけど!?ブラック企業で上司にパワハラされながら頑張ってきた話

【廃棄物収集運搬】一般廃棄物の回収だよね?なんだかすごく重い鉄の塊あるんですけど!?ブラック企業で上司にパワハラされながら頑張ってきた話

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
特にひどかったのは35歳から40歳

【当時の職業】
一般廃棄物収集運搬(市内各所の指定された場所のゴミ回収及び粗大ごみの回収)

【当時の住まい】
実家を出て夫婦二人で賃貸アパートに住んでいた。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
この仕事をやろうと思ったのはその前の仕事を辞めて無職期間が長くなりそろそろ近い場所で就職をしようと思い決めました。

【環境と仕事内容】
具体的な内容は市からの委託業務で決められた場所のゴミを回収する業務と個別に依頼のあった各家庭や各企業に赴き指定された場所の指定されたものを積んできれいに片付ける。
当時の会社は20人、役職は社長と専務以外特にないが古い人間が責任者になって現場を回す感じでした。
小さい会社によくある同族のワンマン経営でした。
お客様はまあ普通に淡々と作業を見る人もいればあれこれ口出しする人まで様々です。
基本日勤で休日は日曜日以外はほぼ当てにできない。
給与は独身なら食うに困らないけど所帯持つと足りないレベル。

【大変だった時期】
転職する5年位前から(その時で勤務歴10年)きつく成りました。




【大変だったこと】
同族のワンマン経営なんで当然ながらブラック企業です。
現場の雇われ者同士の結束は良かったので仕事は回りますが上との関係は最悪の一言です。
暴力沙汰も何度かありました。
それに作業も3K仕事なのできついです。
外での回収が基本なので台風が来ようが雪で電車が止まるような日でも休みは無しで仕事です。
粗大ごみの回収は特にきつかったです。
外に置いてあればまだ良し、狭い室内から重量物を運び出す時は周囲の壁などに傷をつけないように慎重に作業をして無理な体勢で運んだりしたので常に腰痛との戦いでした。
また屋外でも重量物を積み込むのにユニックなどを使わづ人力で積ませるなど危険とも隣り合わせでした。
労働時間は市役所に合わせてだったのでむしろ短いですがその分ライフラインの仕事なので年中仕事はあり休みであっても会社が完全に休みになることはありませんでした。
人数も少なく余裕のない会社なので当時は当然の事ながら有給休暇なんて言葉だけで存在していませんでした。

【大変だった期間】
辞める5年前から辞めるまでの間は特にひどかった。




【当時の心境】
そろそろ30代も半ばに差し掛かってきていたのでこのままこの会社で無茶なペースに振り回されて仕事するのは限界が見えていました。
もう毎日が不安だらけでしたよ。
体力下るの目に見えているのに真夏でもペース落とせず体も腰痛だけでなく肘も壊しかけていたのでボロボロでした。
せめてもの救いは古なじみのお客様が気にかけて気を使って接してくれる事、そこだけが唯一でした。

【職場が大変だった原因】
会社自体の変われない体質と資金力の余裕のなさ、外の会社の事を知らない「井の中の蛙」状態の社長とその兄弟たち。
全く改善する気配はありませんでしたし私ら雇われ人の話なんか聞く耳持たない状況でした。




【仕事で良かったこと】
仕事的に終わりのない仕事なので普段はないのですが、世間でよく言うゴミ屋敷をきれいに片づけた時は特に達成感がありました。
見えなかった床面が段々見えるようになってくるとやってる感があります。
後は屋外で重量物を積みこんだ時はやり切った感はありました。




【特にひどかった最悪の出来事】
まれなレアケースだったのですが、部屋でそのままお亡くなりになって10日ほどして発見された方のお部屋の後片付けに行ったのは今でも忘れられません。
真冬だったのですがその方は暖房器具全開でこたつに入ったままの状態だったそうで真夏と同じような状況のようでした。
まず現場の50メートルあたりから妙な臭いが感じ始め段々きつく成り現場に到着。
別業者からの委託業務だったので部屋の中から大袋で入った状態の粗大ゴミが山になってまだ奥から出している状態でした。
普段とは違う状況だったので合羽にゴム手袋を脱げない状態にして作業開始。
積み込むのは1時間ほどで完了したのですがその後の悪臭が車体や体の出ていた部分や鼻に残ってしまい数日間は大変でした。
これが本当に真夏だったらと思うとぞっとします。
特殊清掃で現場からご遺体を運び出す仕事は私にはできないなと心底思いました。




【相談した人・助けてくれた人】
古なじみのお客様の「あんたがたが来てくれると本当に助かるよ」と言われる言葉がある意味支えでした。
後は定番の友人たちに酒飲んで愚痴るとかですね。
若いころは周囲も似たような環境だったのでこの状態が異常だと感じていなかったので最初は気にならなかったのですがね。

【改善のための行動】
基本的にワンマン経営だったので一々言ったところでらちが明かないし邪魔する人が会社の上司連中ではもうめんどくさいだけだから現場の雇われ組だけでうまく解決して乗り切っていきました。
でも上司は気に入らないようで事あるごとに文句言ってきてよくケンカと言うより一方的な因縁つけられていました。




【現在の状況と心境の変化】
私が辞めた当初は会社だけに留まらずに周囲の取引のあった会社の担当者さんや市役所の担当者さんからも大きな動揺があったらしく一時大変だったと聞きます。
その影響なのかまだ残っている人たちに話を聞くと雰囲気はかなり改善されたようです。
よっぽどこっぴどく言われたんじゃないんですかね。
今の会社にお世話になってもうすぐ8年目になりますが、今度は産業廃棄物の回収業をしています。
今の会社は前と違い体制もしっかりしているので満足しています。

【学んだこと】
ブラック企業は存在自体は悪ですが、結局のとこは会社という名の箱ではなく中身の経営者や従業員の考え方の問題であって改善しようとすれば出来るチャンスはあると思います。
ただチャンスを使うか使わないかの違いだと思います。



【当時の自分へのアドバイス】
変われる要素のある会社なら頑張ってぶつかって変えてみるのもいいけど、見込みのない会社であれば悩まずさっさと見捨てれば良いだけ。
長い時間そこで嫌々ながら仕事して悩むのは時間の無駄です。
短期的には収入がなくなり自分が困るでしょうが長期的に見れば自分の人生が楽しく過ごす事こそ意味があるし本当に良い会社と言うのもめぐりあわせですが必ず見つかります。