【ホテル清掃員】人をやる気にさせるのも、やる気をなくすのも言葉一つ。お客様の一言で帳消しになるホテル清掃。

【ホテル清掃員】人をやる気にさせるのも、やる気をなくすのも言葉一つ。お客様の一言で帳消しになるホテル清掃。

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
40歳

【当時の職業】
ビジネスホテルの清掃作業

【当時の住まい】
持ち家一軒家、夫と子供3人とペット(犬)の暮らし

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今は退職し主婦





【就職のきっかけと経緯】
子育てが落ち着いてきたので、何か仕事を始めようと思ったのがきっかけです。
下の子どもが幼稚園にいってる時間帯で仕事出来る(14時まで)の仕事を探していたら
ビジネスホテル清掃の応募を見つけ、清掃作業なら家事の延長だと思い応募しました。

【環境と仕事内容】
仕事内容
・ビジネスホテルの客室(一日13部屋ぐらい)の清掃。
客室タイプは、シングル・ツイン・ダブル。
ベッドのシーツ交換と掃除
トイレや浴室の水回りの掃除・アメニティの補充
机周りや冷蔵庫・客室に設置されている電気ポットやコップなどの掃除
ごみの回収と常設備品の確認と掃除など
環境
・職員の数は、20人ぐらいのパート職員
・入社した時は清掃業務のみ、途中からは清掃業務+パートさんをまとめるリーダー的な事をしていました。
リーダー的な仕事
・ホテル側とパートさんとの連絡係。
・客室の空室状況・清掃状況の連絡と報告。
・リネン業者に依頼していないモノの洗濯。
・客室アメニティなどの棚卸しと発注。
お客さんの様子
・ほぼビジネスマン
・週末や長期休みの時期は、家族連れやお友達同士なども。
勤務は
・9時014時ごろまでのシフト制
・月16日ぐらいの勤務(土日出勤あり)

【大変だった時期】
働きだした半年ぐらいまでは、体力的に大変でした。
勤続2年目ぐらいに、リーダー的なポジションになり、ホテル側とパートさんの板挟みで精神的にしんどかったです




【大変だったこと】
清掃作業員は主婦のパートさんばかりなので、家族の急病や急用が優先となり、急な欠勤が多々が出てきます。
欠勤になったパートさんの穴埋めは、その日の出勤しているパートさんに振り分けるので、持ち場が多くなり負担が増えてしまうので大変でした。
(欠勤する側も気を使います)
通常清掃業務のほかに、特殊清掃(排水口やエアコンフィルター・カーテンなど毎日しなくてもよい場所の掃除)をする時があるのですが、いつもより時間がかかってしまうのに、いつもと同じ部屋数に特殊清掃をプラスされるので清掃終了時間に間に合わないと焦りながらの作業になります。
特殊清掃をするときは出勤パートさんの人数を増やしてほしいと、お願いしても聞き入れてもらえず、焦りからのミスや清掃の完成度が下がってしまい、お客様へのご迷惑をおかけしてまうこともありました。
本来ならあるはずの「清掃マニュアル」がなく、パートさんによって客室清掃のやり方・常設備品の配置の場所の違いが出ていまいした。
パートさんをまとめるリーダーになった時は、マニュアルがないことでパートさんへの指導や注意をすることが出来ずどうしたらよいのかと悩んでいまいした。

【大変だった期間】
リーダー的な仕事をするようになってから退職するまで続きました。




【当時の心境】
ホテル側は「お客様が心地よくすごせる客室にしてもらえたらよい」「徹底的にキレイにする」といった抽象的な表現で指示するだけで、具体的な方法やそれにかかる時間など出してもらえまず、他のパートさんにどう伝えてたらよいのか悩み、ホテル側への不信感が出るようになりました。
いろいろ悩み、もどかしさも感じましたが、最終的には言われた言葉は「そのまま伝える」というようにしたら少し楽になりました。
パートさん同士はとても仲が良く、時々みんなで飲みに行きそこで愚痴を吐き出していました。
この時間がとても楽しかったです。

【職場が大変だった原因】
ホテル側の怠慢だと思います。
パートさんなら、〇〇さんならやってくれるであろう…という甘え考えからだと思います。




【仕事で良かったこと】
業務内容は基本、清掃作業なので、時間内にすべての客室の清掃が完了できるようになった時は、とても充実した気持ちになります。
部屋がきれいなると、自分自身も気持ち良よくなり、お客様からも心地よく過ごすことが出来たとコメントやお手紙を頂くと嬉しく達成感があります。




【特にひどかった最悪の出来事】
ホテル側の上司から、パートさん達は「清掃作業を怠っている」と言われました。
では、今後どう対策がはどうしたよいのかと聞いても「徹底的にして」「ちゃんとしてくれたらよい」など抽象的なことだけ繰り返すだけでした。
そこで「ではチェックリストなどを作成してはどうか?」と案を出してみたのですが、「チェックリストをしても同じ」「やっても意味がない」と否定するだけでした。
結局この上司は、改善するつもりがない・何も行動しない人・文句だけ言う人だと痛感しました。
今まで私なりに、ホテル側・パートさん側の両方の立場から考えて意見して、ホテルを良くしようとしてきたつもりでしたが…今この件をきっかけに一気に気持ちが冷めてしまいました。






【相談した人・助けてくれた人】
主人にはよく相談していました。
相談するたびに「それはお前の仕事なのか?」と言われていました。
はじめは何の事を言っているのか理解出来ていませんでしたが、上記の事件でやっと理解しました。
私は社員でもないパートなのだから、言われたことだけを責任もって仕事すれば良いと考え直しました。

【改善のための行動】
リーダー的な仕事をするようになって、マニュアルがなく指導も注意も出来なかったので、清掃業務マニュアルを作成しました。
表立って邪魔をする人はいませんでしたが、関心がない人はいてました。
そこでパートさん達にも項目ごとに確認してもらいながら作成していきました。
今後の新人教育の時に見てもらえると嬉しいと思っています。




【現在の状況と心境の変化】
退職後から半年が過ぎました。
上記の事件をきっかけに、次になにかあれば直ぐに辞めようと思っていました。
コロナ禍で今まで以上に清掃作業工程が増え、仕事内容と給料のバランスが崩れてきている感じていました。
そんなところに、家族(両親)の体調が悪くなり、帰省する事が多くなってきました。
急な帰省も多くなってきたので、これを機に退職させてもらいました。
退職後は仕事のストレスがすべてなくなり、とても爽快です。

【学んだこと】
仕事には、マニュアルが必要である。
(抽象的に伝えても、受け取る側によって伝わりかたが違ってくるため)
人を動かす(動いてもらう)には、言い方がある。



【当時の自分へのアドバイス】
自分の仕事の範囲は、どこままでなのかをよく考えよう。
マニュアル作成は、本当によく頑張った。
リーダー的な仕事をすることによって、視野が広くなり、自分で判断する力がついてくる。
相手の考えていることを想像し、どうすれば物事がスムーズに進んでいくかを考えれるようになるので、自分自身が大きく成長できるようになっているよ。