【清掃員】某ホテルチェーンの驚きの労働環境。人間関係も最悪で、心と体を壊して辞めた話

【清掃員】某ホテルチェーンの驚きの労働環境。人間関係も最悪で、心と体を壊して辞めた話

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
35歳

【当時の職業】
某ホテルチェーンの客室清掃

【当時の住まい】
当時は夫と二人で、賃貸マンションに住んでいました。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
きっかけは、元々旅行に行くのが好きだったので、ホテルでの仕事というのに憧れがありました。
ただ全くの未経験だったので、客室清掃なら自分にもできるかもと思ったことと、家の近くのホテルがちょうど募集をしていたので、通勤も楽だしいいなと思って就職しました。

【環境と仕事内容】
客室のすべてを清掃することが一番の仕事ですが、ロビーなどの清掃もあります。
出勤時間は決まっており、朝の10時からとなっておりましたが、朝9時半ぐらいには到着しておかないと準備が間に合わない現場でした。
大きなホテルでしたが、スタッフは20人ぐらいで、平日は7-8人で清掃し、土日は10人ちょっとで回していたと思います。
一応シフトは希望制でしたが、基本的には土日は休んで欲しくないって感じでした。

【大変だった時期】
35歳で就職しましたが、半年ほどで辞めました。
忙しかったのは土日はもちろんのこと、特に夏休み時期が忙しかったです。
清掃員の方もお盆で実家に帰るなどもあり、忙しい+人手不足というダブルコンボでした。




【大変だったこと】
とにかく、時間外労働が多くて本当に辛かったです。
一応決められた勤務時間はあるのですが、自分の担当した客室がとんでもなく汚いときがあり、その場合は時間がかかります。
にもかかわらず、延長して労働した分の給料はもらえませんでした。
また人間関係が悪く、古株のスタッフさんが新人にどんどん仕事を押し付けるなど、助けようという雰囲気はありません。
それに仕切っていたリーダーも高圧的で、新人ができないことに対してフォローする気もない感じでした。
また、休みの希望が結局通らず、出勤させられるのもつらかったです。
それに清掃の仕事は予想以上に体力を消耗する仕事だということを知らず、毎日の重労働と精神的な疲弊もあって、体を壊してしまったので退職しました。

【大変だった期間】
辞めてしまったのでわかりませんが、今は職場環境が変わっているかもしれません。




【当時の心境】
本当に孤独な仕事でした。
新人の頃はわからないことがあっても、誰からも助けてもらえず、黙々と部屋を片付けていく仕事なので、これで間違ってないか不安で仕方なかったです。
とにかく、しっかり丁寧に手を抜かずにやろう、ここに泊まられるお客様に失礼のないようにしよう、と心がけていました。

【職場が大変だった原因】
まずは会社の体質が一番だと思います。
時間外労働をしても、給料がでないのは腑に落ちません。
自分の力量以上の仕事を与えられていた、としか言いようがないです。




【仕事で良かったこと】
やりがいは早く掃除できるコツやシーツのかけ方など、少しずつやれることが増えて、客室をこなす数が増えてきたのは嬉しかったです。
それによって給料が上がったので、やりがいはありました。
また時間内に客室清掃をこなすことができたときは、本当に嬉しかったです。




【特にひどかった最悪の出来事】
本当にビックリするぐらい汚い部屋の担当になってしまったことが、一番最悪な出来事です。
何かよくわからないゴミが散乱していて、トイレやお風呂もめちゃくちゃ汚かったんです。
しかも、連泊のお客様だったので、荷物を置きっぱなしにされていて、それも広がっていたので、掃除するのが大変でした。
そういうお客様に限って、まだ入室できない時間なのに、早めに入室したいと言われ、掃除を急かされる羽目になりました。
しかもそのお客様が7連泊されてて、毎日その部屋の担当になってしまい、来る日も来る日も汚い部屋の掃除…地獄の日々でした。
また、その時は夏場でとても暑い時期でした。
その客室が最上階にあり、最上階は他の階よりむちゃくちゃ暑いんです。
その中で、必死に掃除したのは一緒忘れない最悪のエピソードです。




【相談した人・助けてくれた人】
本当に1人だけ、相談に乗ってくれたり、励ましてくれたりした人がいました。
「一個ずつやれてるよ!」とか「今日は早かったね」とか、一緒の勤務になったらその人が声をかけてくれました。
その人が応援してくれなかったら、もっと早くに辞めていたと思います。

【改善のための行動】
うまく行ったことは、とにかくどうやったら一つ一つの作業が早くなるかを追求したことです。
どうしたら手順よくやれるかを、仕事以外の時もシミュレーションしていました。
またシーツのかけ方なども、YouTubeで動画を探すなどして、なんども勉強しました。




【現在の状況と心境の変化】
辞めてから7年程経ちましたが、辞めてよかったと心から思っています。
そもそも、運動が苦手な自分には不向きな仕事だったんだと思います。
また労働環境が悪い中で、正当な賃金も得られずに働くのは、やはり自分のためにも良くないと思いました。
その後体を壊してしまい、病院を何カ所も回りましたが原因不明で、お金がなくなってしまい、なぜ自分は一生懸命働いていたのか悔やんだ日もありました。
今は、体も良くなり、あの時の体験は辛かったけど貴重なものだったなと思っています。

【学んだこと】
新人や困っている人には、優しくしようと思いました。
自分は清掃の仕事をする前に、飲食店で店長をしていたこともありました。
上の立場から下の立場になって、初めて下の立場を感じることができました。
みんな失敗しようと思って失敗してないし、聞きやすい雰囲気を作ることは大事だなと思いました。



【当時の自分へのアドバイス】
とにかく毎日頑張っているのは素晴らしいけど、元々体が強くないので体を壊します。
一生懸命真面目に頑張っているのはよくわかりますが、早めに辞めたほうが心と体のためになると思います。
頑張っても不向きなことをやっても自分が苦労するだけなので、早く向いてない仕事は辞めて、新しい職場で自分にあう仕事を探すのが一番いいです。